2月通販統計|総売上高5.8%増/雑貨12%増・衣料品7%減・健康食品5%減

公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、2月度の通信販売売上高を発表した。正会員468社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業129社を調査している。

総売上高は1029億8500万円だが、その前年同月比は5.8%の増加で好調だ。回答した96社中、1社当たりの平均受注件数は、6万2443件。

増収したのは、雑貨、家庭用品、通信・サービスの3項目。構成比53.6%を占める雑貨は12.0%と二桁増。家庭用品も7.8%と好調だ。通信・サービスは1.6%増。この3項目で約7割を占める。

一方で、衣料品は7.1%減と前年を大きく下回った。食料品全体で2.9%減。健康食品が4.9%減だが、健康食品を除く食品は2.4%のプラスだ。信頼性のおけない健康食品は通信販売では減っていくのだろうか。当然のことといえば当然である。

>商品分類表

商品別の売上高(構成比)、前年同月比。
衣料品         139億6600万円(16.0%) ▲7.1%
家庭用品      137億6200万円(13.4%) +7.8%
雑貨        551億9400万円(53.6%)+12.0%
・文具・事務用品  320億4500万円(31.1%)+12.1%
・化粧品        87億0000万円(  8.4%) +8.7%
・上記を除く項目  144億4800万円(14.0%)+17.8%
食料品         164億6100万円(16.0%) ▲2.9%
・健康食品       118億4700万円(11.5%) ▲4.9%
・健康食品を除く    46億1500万円(  4.5%) +2.4%
通信教育・サービス 28億6000万円(  2.8%) +1.6%
その他         7億4200万円(  0.7%)+52.4%

>日本通信販売協会 売上高調査(統計)2019年2月

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