3月百貨店インバウンド動向|過去最高の売上高333億円/74カ月連続で客数増
3月の「外国人観光客の売上高・来店動向」が報告された。日本百貨店協会のインバウンド推進委員会が93店舗を対象にまとめた調査だ。
免税総売上高は前年同月比は14.9%増の332億8000万円で過去最高を記録した。一般物品は161億9000万円で12.3%増、消耗品(化粧品・食料品等)は170億9000万円で17.4%増。その比率は一般物品48.7%、消耗品81.3%と、消耗品の比率が高まっている。
客数は45万2000人で7.7%の増加だ。2013年2月から74カ月連続で伸長している。
1人当たりの購買単価は、7万4000円と、前年比6.7%アップした。売上げ上位商品は、1位が化粧品、2位がハイエンドブランド、3位は食品、4位は婦人服飾雑貨、5位は美術・宝飾品。
免税手続きカウンターでの国別購買は、1位中国、2位韓国、3位香港、4位台湾、5位タイ、6位シンガポール、7位マレーシアと、中国が不動のトップだ。