5月通販統計|売上高2.2%増/化粧品9.8%が牽引し雑貨5.6%増

公益社団法人日本通信販売協会(略称JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、5月度の通信販売売上高を発表した。正会員455社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業140社の調査結果だ。

5月は(株)ベビーリース(ナイスベビー)が正会員として入会した。1975年4月設立で、ベビー用品のレンタル・通信販売・内祝ギフト用品の通信販売業を行っている。

総売上高は1162億2800万円と前年同月に比べ2.2%増加した。回答した108社中、1社当たりの平均受注件数は、7万6234件。

売上げ構成比47.7%と約半数を占める雑貨が5.6%増と伸長。そのうち化粧品は9.8%増と二桁近い伸びを示した。一方で、文具・事務用品は1.9%減少した。

食料品は1.1%増、家庭用品は0.1%増と、前年を上回った。

通信教育・サービスは29.2%減と低迷した。衣料品も前年を2.1%下回った。

>商品分類表

商品別の売上高(構成比)、前年同月比。
衣料品         224億5500万円(19.3%) ▲2.1%
家庭用品      155億4100万円(13.4%) +0.1%
雑貨        554億7600万円(47.7%) +5.6%
・文具・事務用品  255億6700万円 (22.0%) ▲1.9%
・化粧品      140億4900万円 (12.1%)  +9.8%
・上記を除く項目  158億6000万円 (13.6%)+15.8%
食料品         205億1000万円(17.6%) +1.1%
・健康食品       137億0600万円 (11.8%)  +3.6%
・健康食品を除く    68億0400万円 ( 5.9%)  ▲3.5%
通信教育・サービス 9億9700万円( 0.9%)▲29.2%
その他         12億4800万円( 1.1%) +21.6%

>日本通信販売協会 売上高調査(統計)2019年5月

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