6月コンビニ統計news|既存店微減収・客数2.2%減/セブン1.3%減収

日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)がコンビニエンスストアの6月度の業績をを発表した。調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社だ。

既存店売上高は8602億4600万円。前年同月比0.02%の微減収で、8カ月ぶりのマイナスとなった。客数は4カ月連続のマイナスで2.2%減の13億7589万人、客単価は625円で2.2%増加している。

6月は昨年に比べ平均気温が低かったことから、飲料・アイスクリーム等の売れ行きが低調だった、ただしカウンター商材、冷凍食品・調理麺等の中食、たばこ等は引き続き好調に推移したことから、既存店売上高はかろうじて前年並みに近づいた。

6月の店舗数は0.6%増加して5万5675店。その全店売上高は9283億2600万円で1.4%増加。客数は14億6350万人で0.7%減。1店舗当たりの平均日販は55万5800円。平均客数は876人だ。客単価は634.3円で2.1%増。

商品別売上げでは、主力の日配食品(一部生鮮食品も含む)は0.1%減、加工食品は3.3%減、非食品が2.9%増、サービスは1.0%増。

大手コンビニ3社の既存店売上高はファミリーマートが1.3%、ローソンが1.0%の増収だが、セブン-イレブンのみ1.3%の減収だ。ただし、既存店客数はセブン3.8%、ファミリーマート0.8%、ローソン0.8%のいずれも減収だ、既存店業績が厳しい。

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