6月通販統計|売上高0.9%増/雑貨8.5%増・食料品6.0%減・衣料品4.4%減
公益社団法人日本通信販売協会(略称JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、6月度の通信販売売上高を発表した。正会員455社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業140社の調査結果だ。
6月は(株)BS日本が正会員として入会した。BSデジタル放送「4」チャンネルの放送局だ。
総売上高は1199億2800万円と前年同月に比べて0.9%増加した。回答した107社中、1社当たりの平均受注件数は、7万6942件。
売上げ構成比50.8%と半数以上の雑貨は8.5%増と好調だ。そのうち化粧品は大幅に伸長して9.8%増。また、文具・事務用品も4.2%前年を上回った。
一方で、通信教育・サービスは26.8%減をはじめ、家庭用品7.1%減、食料品6.0%減、衣料品4.4%減は前年に届かなかった。
商品別の売上高(構成比)、前年同月比。
衣料品 209億3900万円(17.5%) ▲4.4%
家庭用品 154億3200万円(12.9%) ▲7.1%
雑貨 608億9900万円(50.8%) +8.5%
・文具・事務用品 321億7000万円 (26.8%) +4.2%
・化粧品 133億8700万円 (11.2%) +9.8%
・上記を除く項目 153億4100万円 (12.8%) +17.5%
食料品 205億7000万円(17.2%) ▲6.0%
・健康食品 125億3300万円 (10.5%) ▲8.4%
・健康食品を除く 80億3700万円 ( 6.7%) ▲2.1%
通信教育・サービス 9億7400万円( 0.8%)▲26.8%
その他 11億1400万円( 0.9%) +6.6%