7月訪日外客数統計|5.6%増の299万人・中国単月で初の100万人突破
日本政府観光局(JNTO)によれば、2019年7月の訪日外客数は、前年同月比5.6%増の299万1000人となり、2018年7月の283万2000人を16万人上回って、単月として過去最多となった。
76.5%を占める東アジア市場は、中国以外の3カ国が前年を下回った。
中国は前年同月比19.5%の伸びで105万0500人となり、単月では初めて100万人を突破した。一方で、韓国は日韓関係の悪化で7.6%減の56万1700人。台湾は航空会社のストライキが響き0.3%減。香港は7月1日の祝日を含む3連休の旅行需要の一部が6月に移動したことなどで4.4%減だった。
市場別では、中国が単月として過去最多を記録したほか、シンガポール、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの13市場が7月として過去最高の訪日外客数を記録した。