8月通販統計|売上高4.0%増/衣料品13.3%増・雑貨5.9%増が牽引
公益社団法人日本通信販売協会(略称JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)によれば、8月度の通信販売の総売上高は前年同月比で4.0%増加した。協会加盟企業の総額は1001億6600万円だった。
正会員457社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業139社の調査結果だ。
好調だったのは衣料品の13.3%増、雑貨の5.9%増。しかし食料品が▲2.6%、家庭用品▲1.9%、そして通信教育・サービスは▲33.1%と大きく減った。
衣料品と雑貨が伸びて、食料品と家庭用品が減じている。総合スーパーと逆の傾向が出ているということは、総合スーパーが一部であろうが、通信販売に取られていると考えてもいいかもしれない。
商品別の売上高(構成比)と前年同月比は以下の通り。
衣料品 149億0400万円(14.9%)+13.3%
家庭用品 112億3600万円(11.2%)▲1.9%
雑貨 523億0600万円(52.2%)+5.9%
・文具・事務用品 275億1700万円(27.5%)+4.8%
・化粧品 128億7000万円(12.8%)+5.1%
・上記を除く項目 119億1900万円(11.9%)+9.2%
食料品 200憶2500万円(20.0% )▲2.6%
・健康食品 129憶7800万円(13.0%)+1.1%
・健康食品を除く 70憶4700万円(7.0%) ▲8.7%
通信教育・サービス 7億2800万円 (0.7%) ▲33.1%
その他 9憶6600万円(1.0%) +42.7%