9月訪日外客数統計|5.2%増の227万人/韓国58%減、欧米豪Wカップで伸長

日本政府観光局(JNTO)によると、2019年9月の訪日外客数は、前年同月比5.2%増の227万3000人となり、2018年9月の216万人を11万人上回った。

訪日外客数が多い韓国市場の減速は続いている。2018年9月の48万人から58%減の20万1000人となった。

一方、欧米豪市場の訪日外客数が、前年同月に比べ7万7000人増えた。9月20日から開催されているラグビーワールドカップ2019日本大会の影響だ。

中国市場や東南アジア市場は、引き続き訪日外客数が堅調に伸びていて、訪日外客数の増加に寄与している。

また、2018年9月は台風第21号や北海道胆振東部地震の影響を受けた月であったことも、前年同月を上回る一因となった。

市場別では、英国が単月として過去最多を記録した。そのほか、中国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、ロシア、スペインの17市場が9月として過去最高の訪日外客数を記録した。

>訪日外客数(2019年9月推計値)

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