10月通販統計|駆け込み需要反動で売上高1088億円9.3%減
公益社団法人日本通信販売協会(略称JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)によれば、10月度の通信販売の総売上高は前年同月比で9.3%減少した。
協会加盟企業の総額は1088億1400万円だった。正会員456社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業138社の調査結果だ。
消費増税前の駆け込み需要の反動から、文具・事務用品以外はすべて大きく減った。商品別に見ると、衣料品16.9%減、家庭用品22.6%減、雑貨3.0%減、食料品6.0%減、通信教育・サービス13.4%減となった。なお、10月度の1社当たりの平均受注件数は、5万6376件(回答101社)だった。
商品別の売上高(構成比)と前年同月比は以下の通り。
衣料品 209億7700万円(19.3%) -16.9%
家庭用品 124億2800万円(11.4%) -22.6%
雑貨 549億1200万円(50.5%) -3.0%
・文具・事務用品 290億8200万円(26.7%) +0.7%
・化粧品 132億3500万円(12.2%) -8.2%
・上記を除く項目 125億9600万円(11.6%) -5.1%
食料品 186憶0100万円(17.1% )-6.0%
・健康食品 124憶6800万円(11.5%) -4.5%
・健康食品を除く 61憶3300万円(5.6%) -8.8%
通信教育・サービス 9億8300万円 (0.9%) -13.4%
その他 9憶1300万円(0.8%) -20.3%