12月SC統計|買い控え続き既存SC売上高3.6%減、暖冬で冬物も不振

一般社団法人日本ショッピングセンター協会から、12月のショッピングセンター(SC)販売統計調査が発表された。

既存SC496施設の売上高は6734億8886万円。前年より休日日数が2日少なく、全国的に平年より気温が高めに推移したことにより冬物商品の売れ行きが鈍かった。また、クリスマスが平日だったことや、消費税増税に伴う買い控えが影響し、3.6%減と前年を下回った。

「立地別・構成別」に見ると、テナント、キーテナントともにすべての立地で前年を下回った。とくに、百貨店や GMS の売上げを大きく落とした施設が多く、中都市中心地域のキーテナントは5.5%減、周辺地域のキーテナントは5.0%減とマイナス幅が大きかった。

「立地別・地域別」でも、すべての地域で前年を下回った。とくに四国は6.8%減と大幅マイナスとなった。

「都市規模別・地域別」では大都市、その他の地域ともにすべてマイナスとなった。大都市では川崎市が8.1%減と前年リニューアルの反動減などの影響により落ち込みが目立った。

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