3月労働力調査|非正規従業員減少・完全失業率0.1%増、コロナ影響

総務省統計局の3月の「労働力調査」によれば、就業者は6700万人と前年同月に比べて13万人増加した。雇用者は前年同月に比べて61万人増加の6009万人。いずれも2014年1月から87カ月連続で前年同月を上まった。

このうち正規の職員・従業員数は3506万人。前年同月に比べて67万人増加した。6カ月連続の増加となる。

一方で非正規の職員・従業員数は2150万人となり、前年同月比で26万人減少している。全体に占める割合は38.0%。2カ月ぶりの減少。新型コロナ感染の影響とみることができる。

それを表すように完全失業率は2.5%と前月に比べ0.1ポイント上昇した。完全失業者数は176万人で前年同月に比べ、2万人の増加で2カ月連続となる。

産業別従業者を見ると、卸売業・小売業の従業者数は1083万人。前年同月と比べると17万人増加した。

関連カテゴリー

統計 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧