4月百貨店インバウンド動向|免税売上高98.5%減・客数99.5%減の2400人

日本百貨店協会のインバウンド推進委員会の「外国人観光客の売上高・来店動向」によれば、4月の免税総売上高は前年同月比98.5%減のわずか5億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響が大きい。購買客数は約2400人(前年同月比99.5%減)と、ともに3カ月連続で大きく減少した。

一般物品は2億4000万円で98.6%減、消耗品(化粧品・食料品等)も2億6000万円で98.5%減だった。

新型コロナウイルス発生に伴い海外渡航者の入国制限が拡大、免税カウンターを閉鎖する店舗が多く見られた。一人当たりの購買単価は休業前の駆け込み需要もあって、約21万円(184.3%増)と伸長している。

免税手続きカウンターの来店別国別順位では、第1位が中国本土、第2位が韓国、第3位台湾、第4位香港、第5位マレーシア、第6位タイ、第7位シンガポール。2400人の内訳でも、傾向は変わらない。

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