10月労働力調査|就業者数6694万人で前年同月93万人減/完全失業率3.1%

総務省統計局の10月の「労働力調査」によれば、就業者は6694万人と前年同月に比べて93万人減少した。雇用者は前年同月に比べて48万人減少の5998万人。7カ月連続で減少が続いている。就業率は60.4%と、前年同月に比べ0.8ポイントの低下となった。

正規の職員・従業者は3535万人で、前年同月に比べて9万人増となり、5カ月連続の増加であった。一方で非正規の職員・従業者は2111万人となり、前年同月より85万人減で、こちらは8カ月連続の減少となった。

完全失業率は3.1%と前月に比べ0.1ポイント上昇した。完全失業者数は215万人と前年同月で見ると51万人増で、9カ月連続で前年より増えている。「勤め先や事業の都合による離職」が45万人で前年同月より22万人増えている。

産業別に見ると、卸売業・小売業の従業者数は1080万人。前年同月と比べ8万人増加して、社会貢献は著しい。生活関連サービス業・娯楽業は7万人減少の246万人。宿泊業・飲食サービス業は43万人減少の410万人で、産業別で一番の減少数となっている。8カ月連続の二桁減少だ。

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