12月訪日外客数統計|12月98%減/2020年は前年比87%減の411万人
日本政府観光局(JNTO)発表の12月の訪日外客数は前年同月比97.7%減の5万8700人で、15カ月連続で前年同月を下回った。実数としては前月からほぼ横ばいにある。
そして2020年の訪日外客数は411万5900人と、前年比87.1%減となったことも明らかになった。
1月下旬以降の新型コロナウイルス感染症の拡大により、2月以降順次、水際対策が強化されたことに伴い、訪日外客数は激減した。
7月以降は、国際的な人の往来再開に向けた措置が段階的に進められて、ビジネス目的から、順次、留学、家族滞在等のその他の在留資格にまで入国が限定的ながら再開された。しかし観光目的での入国は、現在まで認められていないこともあり、9割近い減少となった。