1月労働力調査|就業者数6637万人で前年同月50万人減/完全失業率2.9%
総務省統計局の1月の「労働力調査」によれば、就業者は6637万人と前年同月に比べて50万人減少した。雇用者は5973万人で前年同月に比べて44万人減少している。就業者・雇用者ともに10カ月連続で減少が続いている。就業率は60.0%で、前年同月に比べ0.3ポイント低下した。
正規の職員・従業者は3552万人で前年同月に比べて36万人増となり、8カ月連続の増加であった。一方で非正規の職員・従業者は2058万人となり、前年同月より91万人減で、こちらは11カ月連続の減少となった。
完全失業率は2.9%と前月と同率だった。完全失業者数は197万人と前年同月と比べると38万人増。12カ月連続で前年より増えている。「勤め先や事業の都合による離職」が18万人増加で、「自発的な離職(自己都合)」が3万人の増加、「新たに求職」が14万人の増加。
産業別にみると、卸売・小売業の従業者数1062万人。前年同月と比べると22万人減少している。宿泊業・飲食サービス業は39万人減少の368万人と、11カ月連続で減少している。