マイボイスnews|平日の昼食は「自分ひとり」で「自宅で自分で作って食べる」
マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)は6回目となる「昼食」に関するインターネット調査を2021年2月1日~5日に実施し、1万0074件の回答を得た。
マイボイスコムは、インターネット調査、オフライン調査、テキストマイニング、アンケートデータベースなどの調査を実施する伊藤忠グループのリサーチ会社で、1999年7月に設立された。
平日の昼食のスタイルについての質問では「自宅で、自分で作って食べる」が42.8%、「コンビニエンスストアで購入したもの」「スーパーで購入したもの」がそれぞれ3割弱、「外食(ファストフード系以外)」が17.4%だった。2018年調査と比べて、「スーパーで購入したもの」はやや増加している。男性10~50代では「コンビニエンスストアで購入したもの」、男性60・70代では、「自宅で、家族に作ってもらったものを食べる」が1位だった。
平日の昼食を最もよく一緒に食べる人についての質問では「自分ひとり」が57.2%で、過去の調査と比べて増加傾向にある。「職場の同僚、上司、部下」は15.5%で、2018年の調査より減少している。
平日の昼食にかける時間についての質問では、平均「10分~15分未満」「15分~30分未満」がボリュームゾーン。15分未満の人は昼食を食べる人の半数弱で、なかでも男性40・50代が高い。
平日の昼食の平均予算についての質問では、「100円以上~300円未満」「300円以上~500円未満」がボリュームゾーン。昼食のスタイル別にボリュームゾーンを見てみると、つくった弁当や自宅でつくって食べる層では「100円以上~300円未満」。店で購入する層や〈学食・社員食堂〉〈宅配・デリバリー〉の主利用者では「300円以上~500円未満」、〈外食(ファストフード系)〉〈外食店のテイクアウト〉の主利用者では「500円以上~700円未満」、〈外食(ファストフード系以外)〉の主利用者では「700円以上~1000円未満」となっている。
平日の昼食によく食べる組み合わせについての質問では、「主食+おかずの組み合わせ」が59.3%、「麺類、丼、カレー、寿司、おにぎり、サンドイッチなど、単品で済むもの」が30.5%。女性60・70代では「単品で済むもの」がやや高く、「主食+おかずの組み合わせ」がやや低くなっている。
平日の昼食のメニューで重視することについての質問では、「時間をかけずに食べられる」「安く済ませられる」が昼食を食べる人の4割前後となっている。以下、「出来上がりまでの時間が早い、調理時間が早い」「栄養バランスがよい」「自分が好きなもの・食べたいものである」「家にあるもので済ませる」が各20%台。
直近1年間の平日の昼食で、それ以前より頻度が増えたものについての質問では、「自分や家族が作ったものを食べる」「自宅で食べる」が2割前後、「コンビニやスーパーで、お弁当や総菜、パンなどを買う」が11.1%となっている。