9月コンビニ統計|既存店0.6%増/たばこ増税前の駆け込み需要で前年クリア
一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、増本岳会長)が2021年9月のコンビニエンスストア統計を発表した。
9月はたばこ税増税前の駆け込み需要に加え、巣籠もり需要により、温かい調理麺、デザート、菓子類、酒類等が好調に推移した結果、全店・既存店ともに売上高が前年を上回った。
既存店ベースでは売上高8786億6600万円で、前年同月比0.6%増。客数は12億2495万人で3.8%減少したが、客単価は717.3円と4.6%増加した。既存店の商品別伸び率は日配食品が1.1%減、加工食品が1.1%減、非食品が3.0%増、サービスが5.0%増。
全店ベースでは売上高9139億8900万円で0.9%増、客数は12億7935万人で3.5%減、客単価は714.4円で4.5%増。
調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。