8月チェーンストア統計|総販売額1兆1056億円・既存店0.6%増
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が発表した「チェーンストア販売統計」8月度の総販売額は1兆1056億円、98.2%となり、既存店売上高(店舗調整後)は100.6%だった。会員企業数56社、店舗数1万0786店の調査となる。
主要3部門を見ると、食料品が7884億円98.2%で、既存店は97.1%。衣料品は465億円102.6%、既存店も107.4%と伸びた。住関品は1906億円88.0%、既存店は103.6%。
8月度は、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大したが、政府からの行動制限要請は実施されず旅行や帰省など外出の機会が増えたこともあり、内食化需要は減少し食料品は苦戦した。衣料品は外出需要により動きは良く、住関品も行楽需要関連商品などの動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。