2月SC統計|既存SC売上高3.3%増/月後半から春物衣料が稼働

(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、菰田正信会長)が 2026年2月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は560ショッピングセンター(SC)。

2月度の既存SC売上高は、前年同月比3.3%増加した。月の前半は日本海側を中心に大雪に見舞われた地域があったものの、後半からは全国的に気温が上昇して来館者が増え、春物衣料の稼働につながった。

立地別に見ると、中心地域は総合で4.1%増、周辺地域は2.9%増加した。中心地域は地下街や駅ビルのほか、テナント入れ替え効果のあったSCがとくに好調だった。中心地域・中都市のキーテナントは、春節時期に中国人観光客減少の影響を受けたSCが前年を下回ったことで5.1%減となった。周辺地域は平年に比べて気温が高かったことで、イベント開催などにより集客できたSCが好調だった。

地域別では、北陸8.1%増、九州・沖縄7.1%増、東北4.9%増、北海道4.0%増、近畿3.6%増、中国2.9%増、四国2.7%増、中部2.4%増、関東2.3%増だった。

業種別では、「ファッション」は、月前半に降雪や寒暖差で冬物セール品が稼働し、後半は気温上昇で春物プロパー商品が稼働したSCが多かった。また卒入学などのオケージョン需要により、スーツやセレモニー商材の稼働も見られた。一方、寒暖差が激しかったことで商品展開とニーズが合致せず苦戦した店舗もあった。

「雑貨」は、キャラクター商品やシールのほか、新生活需要で日用品が好調だった。

「食料品」は、季節商材の恵方巻やバレンタイン関連商品が好調だったものの、バレンタイン関連の売上げは縮小傾向にあるとの声が聞かれた。

「飲食」は、気温上昇と春休みにより学生や親子連れなど幅広い客層の利用が見られ、季節限定メニューが稼働した。

「サービス」はシネマや、気温上昇によりクリーニングが好調だった。

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