9月労働力調査|就業者数6766万人/卸売業・小売業就業者前年比22万人減少
総務省統計局が9月の「労働力調査」を発表した。就業者数6766万人で、前年同月に比べ40万人増加し、2カ月連続で増加となった。
正規の職員・従業員数は3589万人で前年同月に比べ22万人減少し、4カ月連続の減少となった。一方、非正規の職員・従業員数は2133万人で、前年同月より63万人増加した。8カ月連続で増加だ。
就業者が増加した主な産業は「宿泊業,飲食サービス業」、「情報通信業」、「医療,福祉」など。就業者が減少した産業は3カ月連続で「卸売業,小売業」が最も多くなってしまっている。ほかにも「金融業,保険業」、「学術研究,専門・技術サービス業」などが減少した。
「卸売業,小売業」の就業者数は1045万人で、前年同月より22万人減っている。
完全失業者数は187万人で、前年同月に比べ7万人減少した。15カ月連続で減少している。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月に比べ0.1ポイント上昇した。