12月チェーンストア統計|既存店2.7%増/節約志向も店頭価格上昇で堅調

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が12月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。

会員企業数56社、店舗数1万0683店の調査で、前月より21店舗増加。総販売額は1兆3436億6664万円で、既存店前年同月比は102.7%、全店では103.3%と前年を上回った。

1㎡当たり売上高は5万3763円で前年同月比114.6%だった。

主要3部門を見ていく。

総販売額の68.5%を構成する「食料品」が9208億6971万円で既存店102.9%。12月度は、エネルギー料金などの高騰を背景とした節約志向が見られた一方で、食料品は店頭価格が上昇したことにより堅調な結果となった。

衣料品が830億4305万円で107.5%。気温の低下とともに季節商品が動き、好調に推移した。売上構成比は6.2%。

住関品は旅行・行楽需要関連商品などの動きが良く、2635億3205万円で108.4%となった。売上構成比は19.6%。

 

 

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