8月チェーンストア統計|既存店3.4%増/高気温と値上げ効果で衣食住前年越え
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が8月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0796店の調査で、前年同月では10店舗増、前月より5店舗減となった。
総販売額は1兆1432億8672万円で、既存店前年同月比も全店前年同月比も103.4%だった。
8月度は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇もあり水産品を除いて売上げは伸びた。衣料品は高気温の影響もあって季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。
部門別の数値では総販売額の72.1%を占める「食料品」が8246億6988万円で104.6%、全店では104.8%。衣料品が503億6619万円で108.2%、全店では108.4%。売上構成比は4.4%。住関品は1991億2866万円で104.4%、全店でも104.4%。売上構成比は17.4%。1㎡当たり売上高は4万6232円で前年同月比104.3%だった。