9月日生協統計|総供給高2430億円1.2%増/宅配1.3%増
日本生活協同組合連合会(東京都渋谷区、土屋敏夫代表理事会長)は、2023年9月度の供給状況(売上高)を発表した。66生協が対象となっている。
総供給高は2430億0900万円で、前年同月比は101.2%。2カ月ぶりに前年超えとなった。
店舗の供給高は789億6600万円で、102.3%で前年超えとなった。しかし、相場高による農産品と関連商材の買い控えや、9月以降の猛暑の影響で秋商材が伸びなかったことなどから、客単価は減少傾向となった。部門別では、畜産品と住関・衣料品を除く全部門で前年を超えた。
宅配の供給高は1591億2500万円で、101.3%で前年より伸長した。引き続き物価上昇による客単価の増加が影響していて、とくに住関・衣料品の苦戦が続いている。