9月チェーンストア統計|既存店2.8%増/店頭価格上昇でプラス

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が9月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0803店の調査で、前年同月より70店舗増、前月より7店舗増となった。

9月の総販売額は1兆0708億7238万円で、既存店前年同月比は102.8%、全店は102.7%と前年を超えた。

9月度は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いている。しかしながら店頭価格の上昇もあり、売上げは伸びた。衣料品は高気温の影響で季節商品の動きが鈍かった一方で、住関品はまずまずの動きだった。

部門別の数値では総販売額の72.6%を占める「食料品」が7774億2068万円で既存店104.8%。住関品の構成比は17.5%で、売上高は1874億1209万円の102.3%。衣料品は構成比4.3%で、売上高は460億4094万円96.5%と不調。

1㎡当たり売上高は4万3358円で前年同月比103.3%だった。

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