10月チェーンストア統計|既存店3.3%増/農産品の相場高でプラス

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が10月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万0813店の調査で、前年同月より107店舗増、前月より10店舗増となった。

10月の総販売額は1兆1390億2067万円で、全店・既存店ともに前年同月比は103.3%だった。

10月度は、食料品は節約志向は変わらず買い控えが続いているが、農産品が相場高の影響もあって好調に推移した。食料品全体では店頭価格の上昇もあり売上げは好調だった。衣料品は高気温の影響から秋・冬物商品の動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだった。

部門別の数値では総販売額構成比が70.7%の「食料品」が8058億5613万円で既存店105.2%。「住関品」の構成比は18.4%で、売上高は2099億7533万円の103.0%。「衣料品」は構成比5.5%で、売上高は627億3184万円の94.1%と前年クリアならず。

1㎡当たり売上高は4万6070円で前年同月より4.2%増加している。

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