11月労働力調査|就業者数6780万人/卸売業・小売業の就業者前年比7万人減
総務省統計局が11月の「労働力調査」を発表した。就業者数は6780万人で、前年同月に比べ56万人増加した。16カ月連続で就労者数が増加している。
正規の職員・従業員数は3610万人で前年同月に比べ47万人増加した。一方、非正規の職員・従業員数は2158万人で、前年同月より30万人増加した。
「卸売業,小売業」の就業者数は1053万人で、前年同月に比べて7万人減少している。
就業者が増加した主な産業は「製造業」、「医療,福祉」、「宿泊業,飲食サービス業」など。
一方、減少した産業は「金融業,保険業」、「建設業」、「教育,学習支援業」など。
完全失業者数は169万人で、前年同月に比べ4万人増加していて、3カ月ぶりに増加した。完全失業率(季節調整値)は2.5%で、前月と同率だった。