マイボイスnews|第5回「スープ・汁物」に関する調査を実施
マイボイスコム(株)(東京都千代田区、高井和久社長)が、5回目となる「スープ・汁物」に関するインターネット調査を実施した。2023年12月1日~5日に MyVoice のアンケートモニターに対して行われ、回答者数は 9318人だった。
■好きなスープ・汁物
好きなスープ・汁物(複数回答)は、「味噌汁」「豚汁、けんちん汁」が7~8割、「コーンスープ(洋風)」「ビーフシチュー」「クリームシチュー」が各50%台。女性で比率が高いものが多く、特に「春雨スープ」「チャウダー、クラムチャウダー」「かぼちゃスープ」「ビシソワーズ」「ミネストローネ」は男女差が大きくなっている。
■スープ・汁物を食べる頻度、食べる理由
スープ・汁物を毎日食べる人は4割強で、2021年調査よりやや減少している。スープ・汁物を食べる人の理由(複数回答)は、「スープ・汁物が好き」が49.6%、「体が温まる」が41.4%、「野菜をたくさん食べられる」「習慣になっている」が3割前後となっている。
■直近1年間に食べたスープ・汁物のタイプ
スープ・汁物を食べる人が、直近1年間に食べたタイプ(複数回答)は、「家で調理したもの」が79.5%。市販のスープ・汁物を食べる人は7割強で、「インスタントの袋入り」が59.2%、「インスタントのカップ入り」が33.0%となっている。
■直近1年間に食べた市販のスープ・汁物の種類
直近1年間に市販のスープ・汁物を食べた人が食べたスープの種類(複数回答)は、「味噌汁」が80.5%、「コーンスープ(洋風)」が49.1%、「お吸い物」「わかめスープ」「たまごスープ」「豚汁、けんちん汁」が各30%台となっている。男性10~30代では「豚汁、けんちん汁」の比率が高く、「コーンスープ(洋風)」「ポタージュ」が低い傾向。
■市販のスープ・汁物購入時の重視点
直近1年間に市販のスープ・汁物を食べた人に、購入時の重視点を聞いた(複数回答)。「味」が79.6%、「価格」が51.4%、「具だくさんである」が31.9%、「野菜が多い」「一緒に食べる食品との相性」「容量、サイズ」が各2割強となっている。「粉末、フリーズドライ、生タイプなど」は女性高年代層、「賞味期限・消費期限」「食べ慣れている」は高年代層、「食べ応えがある」は若年層で高くなっている。
「スープ・汁を食べる時のこだわり」についての回答者のコメントでは、
•具材を小さく切り、飲みやすいようにする。(男性22歳)
•とにかくたくさんの種類の具材を入れるようにしている味付けは気持ち薄めに、「もう少し」を我慢している。(男性38歳)
•具だくさんでおいしい汁物が好きで、うどんにかけて食べることのできる汁物(豚汁など)を意識してつくっている。(男性47歳)
•登山などアウトドアで副食として暖かいスープをつくる。(男性74歳)
•塩おにぎりと豚汁、パンとミネストローネなど洋風か和風どちらかに合わせる。(女性30歳)
•ショウガを入れたり、ハーブ類を入れている。何となくだが体を温めてくれそうだから。(女性37歳)
•家では具沢山で栄養が摂れるものをつくる。市販のものはなるべく添加物少な目のものを選ぶ。(女性53歳)
•寒い時に食べるので栄養面を考え具沢山にする。野菜をスープ用に大量につくって小分けして冷凍し、食べたい時に解凍して好きなスープの素を入れて食べる。これなら毎日違った味わいを楽しめる。(女性61歳)