12月チェーンストア統計|既存店1.7%増/農産品・食料品など好調

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、三枝富博会長)が12月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業数54社、店舗数1万820店の調査。店舗数は前年同月より137店舗増、前月より2店舗増加している。

12月の総販売額は1兆3588億8051万円で、前年同月比は全店で101.1%、既存店は101.7%だった。

12月度は、食料品は節約志向で買い控えが続いているものの、農産品の相場高と食料品全体の店頭価格上昇で、売上げは好調だった。衣料品は気温高の影響で動きが鈍かったが、住関品は好調に推移した。

部門別の数値では総販売額構成比が69.1%の「食料品」が9394億6181万円で既存店102.4%。「住関品」の構成比は19.8%で、売上高は2687億1916万円102.2%。「衣料品」の構成比は5.6%で、売上高は755億5314万円91.2%と推移した。

1㎡当たり売上高は5万4897円で前年同月より2.1%増加している。

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