1月労働力調査|就業者数6877万人/卸売業・小売業の就業者前年比11万人減

総務省統計局が2024年1月の「労働力調査」を発表した。就業者数は6877万人で、前年同月に比べ23万人増加した。18カ月連続の増加となっている。

正規の職員・従業員数は3603万人で前年同月に比べ31万人増加した。一方、非正規の職員・従業員数は2146万人で、前年同月より13万人増加し5カ月連続で増加している。

「卸売業,小売業」の就業者数は1028万人で、前年同月に比べて11万人減少している。

就業者が増加した主な産業は「情報通信業」、「宿泊業,飲食サービス業」、「製造業」など。反対に減少した産業は「医療,福祉」、「農業,林業」、「サービス業」など。

完全失業者数は163万人で、前年同月に比べ1万人減少した。完全失業率(季節調整値)は2.4%で、前月に比べ0.1ポイント低下した。求職理由を前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」が8万人減、「自発的な離職(自己都合)」が5万人増、「新たに求職」が前年同月と同数となっている。

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