6月百貨店インバウンド動向|売上高661億円135.5%増/27カ月連続プラス

(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、村田善郎会長)のインバウンド推進委員会が、2024年6月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。

6月の免税総売上高は約661億2000万円で、前年同月比135.5%増。27カ月連続のプラスだ。前月(2024年5月)に記録した過去最高の718億円に次ぎ、調査開始以来2番目に高い数値だった。

免税売上高の内訳は一般物品売上高が約577億円の140.9%増、消耗品売上高(化粧品、食料品等)が約84億2000万円の104.4%増だった。

購買客数は約57万9000人で92.3%増と、過去最多となった。一人当たりの購買単価は約11万4000円で22.5%増。

なお、免税売上の1~6月累計は3344億円で162.2%増と、上半期で初めて3000億円を突破した。

 

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