7月労働力調査|就業者数6795万人/卸・小売業の就業者数1072万人

総務省統計局が2024年7月の「労働力調査」を発表した。就業者数は6795万人で、前年同月に比べて23万人増加した。24カ月連続の増加となった。

正規の職員・従業員数は3642万人で、前年同月に比べて34万人増加した。一方で、非正規の職員・従業員数は2114万人で、前年同月より29万人の減少。3カ月連続の減少となった。

最も就業者数が多い産業は「卸売業,小売業」で、1072万人。

就業者が大きく増加した主な産業は「医療,福祉」の19万人増、「学術研究,専門・技術サービス業」の13万人増。逆に減少した産業は「運輸業,郵便業」の24万人減、「教育,学習支援業」の10万人減。

就業率は61.8%で、前年同月に比べ0.4ポイント上昇した。15~64歳の就業率は79.6%で0.5ポイント上昇した。

完全失業者数は188万人で、前年同月に比べて5万人増加。4カ月連続の増加となった。完全失業率(季節調整値)は2.7%で、前月に比べて0.2ポイント上昇した。求職理由を前年同月と比べると、「勤め先や事業の都合による離職」で前年同月と同数、「自発的な離職(自己都合)」が7万人増、「新たに求職」が同数だった。

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