7月家計調査|2人以上世帯消費支出は29万円0.1%増/3カ月ぶりに増加

総務省統計局が2024年7月の「家計調査報告」を発表した。集計世帯数は全国の二人以上の世帯、7213世帯。

家計調査は家計の収入・支出、貯蓄・負債などを毎月調査し、景気動向の把握、生活保護基準の検討、消費者物価指数の品目選定とウエイト作成などの基礎資料として利用されている。

7月の消費支出は、2人以上の世帯では29万0931円で、前年同月比は物価変動の影響を除いた実質では0.1%増加し、名目では3.3%増加した。前月比(季節調整値)では、実質1.7%の減少となった。

費目別の消費支出(2人以上世帯・実質)で前年同月比プラスだったのは「住居」17.3%増、「保健医療」の1.6%増、「教育」8.9%増、「教養娯楽」5.6%増の4費目。一方、マイナスは、「食料」1.7%減、「光熱・水道」4.6%減、「家具・家事用品」2.0%減、「被覆および履物」5.7%減、「交通・通信」4.3%減の5費目となった。

勤労者世帯の実収入(2人以上の世帯)は69万4483円で、前年同月比は実質5.5%増、名目8.9%増加した。

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