8月チェーンストア統計|既存店3.8%増/衣食住の全部門プラス

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾崎英雄会長)が2024年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。

会員企業47社・9277店の調査。4月に会員企業数が減ったため、店舗数は前年同月より1519店舗減少しているものの、対前月では24店舗増加している。

また1㎡当たり売上高は4万7409円で、前年同月より2.5%上昇している。

8月の総販売額は1兆0869億7370万円、前年同月比は全店で95.1%、既存店では103.8%だった。

部門別では、「食料品」が売上高7868億2865万円で、既存店105.7%。食品部門の売上構成比は72.4%で7割を超えている。「住関品」は売上高1990億8474万円で107.4%、「衣料品」は477億0916万円で100.3%。「サービス」は売上高24億7746万円で106.8%だった。

8月度も「食料品」部門では節約志向から買上点数の減少が続いている。農産品の相場高、店頭価格上昇の影響で動きはよかった。「衣料品」は季節商品を中心にまずまずの動き、「住関品」も好調だった。

 

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