10月百貨店インバウンド動向|売上高508億円32.3%増/購買客数41.3%増
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、村田善郎会長)のインバウンド推進委員会が、2024年10月の「外国人観光客の売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。
10月の免税総売上高は約508億4000万円で前年同月比32.3%増。これで31カ月連続の前年伸長を記録。
免税売上高の内訳は一般物品売上高が約432億5000万円の28.1%増、消耗品売上高(化粧品、食料品など)が約75億9000万円の62.3%増だった。
購買客数は約51万8000人で41.3%増だったが、一人当たりの購買単価は約9万8000円と前年同月より6.4%減っている。