2月チェーンストア統計|既存店0.3%減/食3.2%増・住1.5%増・衣3.0%減
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾﨑英雄会長)が2025年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。会員企業47社・9445店の調査。4月に会員企業数が減ったため、店舗数は前年同月より1429店舗減少、対前月では16店舗増加している。
2月の総販売額は9714億5166万円、前年同月比は全店で92.0%、既存店では99.7%だった。売上構成比は「食料品」が73.5%を占め、「住関品」が18.8%、「衣料品」が4.1%。
部門別売上高は、「食料品」が7136億4647万円で、既存店103.2%。「住関品」は1828億4796万円で101.5%、「衣料品」は401億4481万円で97.0%。「サービス」は22億1274万円で108.6%、「その他」は325億9968万円で57.5%だった。
2月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向は続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は気温の低下の影響から春物商品などの動きが鈍く、住関品はまずまずの動きだった。
なお、1㎡当たり売上高は4万2635円で、前年同月比100.1%だった。