4月チェーンストア統計|既存店3.4%増/食6.4%増・住3.3%増・衣1.1%減

日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾﨑英雄会長)が2025年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。

会員企業46社・9266店の調査。前月より1社減っているため、店舗数は前月より213店舗へ少ない。ただし前年同月比では111店舗増加している。1㎡当たり売上高は4万5889円で、前年同月比103.4%。

4月の総販売額は1兆0334億0971万円で、前年同月比は全店で101.9%、既存店では103.4%だった。売上構成比は「食料品」が70.4%、「住関品」が20.9%、「衣料品」が4.8%となっている。

部門別売上高は、「食料品」が7274億1015万円で、既存店106.4%。「住関品」は2158億8166万円で103.3%、「衣料品」は496億2368万円で98.9%。「サービス」は26億8851万円で115.3%、「その他」は378億0571万円で70.1%だった。

販売概況としては、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いている。農産品の相場高は少し落着きが見られるものの、店頭価格の上昇の影響などもあり、販売額は伸びた。衣料品は天候不順の影響もあり、季節商品の動きが鈍かった。住関品の動きは良かった。

 

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