4月家電チェーン統計｜販売額3577億円1.1％増/情報家電が0.6％増

経済産業省が2025年4月の「商業動態統計速報」で「家電大型専門店販売額」を発表した。
商業動態における商業とは小売業と卸売業の総称である。速報は小売業・卸売業を営む企業と事業所・店舗の事業活動に関する動向を把握することを目的に毎月調査される。

4月の家電大型専門店の販売額は3577億円、前年同月比1.1％増加した。店舗数は2651店で0.6％減っている。

商品別にみるとAV家電は367億円で6.2%減。内訳はビジュアル家電が5.6%減、オーディオ家電が7.5%減。

情報家電は762億円で0.6%増。情報家電本体が1.0%減、情報家電周辺機器が2.6%増、通信家電は383億円の26.6%増、カメラ類は111億円の14.8%減。

もっとも販売額構成の大きい生活家電は1487億円で1.3%減。内訳は理美容家電3.2%増、季節家電は0.7%増、家事家電が3.6%減、調理家電2.4%減。

その他は532億円で5.9%増。住宅設備家電が10.0%増、その他が4.8%増。

主要家電チェーンの4月次売上高まとめはこちら→4月売上高は3社前年比増/情報機器が好調