5月コンビニ統計|売上高1兆0162億円・全店2.3%増、既存店2.0%増
(一社)日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、増本岳会長)が2025年5月の「コンビニエンスストア統計調査月報」を発表した。
調査対象企業は、(株)セイコーマート、(株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンのJFA正会員コンビニエンスストア本部の7社。
5月の全店売上高は1兆0162億0800万円で、前年同月比3.1%増加した。既存店では売上高9755億8900万円で2.5%増。売上高は全店・既存店ともに3カ月連続のプラス。
店舗数は5万5829店で、前年より188店舗増、0.4%増。
客数は全店で13億9004万人で0.3%減、既存店で13億2394万人で0.7%減。全店・既存店ともに3カ月ぶりにマイナスとなった。
客単価は全店で731.1円の3.4%増、既存店で736.9円で3.3%増。
5月は週末を中心とした天候不順が来店客数に影響を及ぼした。その一方で、販促施策の効果等により客単価が伸び、おにぎり、揚げ物、菓子等が好調に推移した。
商品構成比は、日配食品35.0%(1.8%増)、加工食品27.6%(2.0%増)、非食品31.8%(1.6%増)、サービス5.6%(15.3%増)となっている。