8月チェーンストア統計|既存店2.1%増/食1.5%増・住0.7%減・衣1.7%減
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾﨑英雄会長)が 2025年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。
会員企業46社・9401店の調査。店舗数は前月より41店舗増加、対前年同月比でも124店舗増加している。1㎡当たり売上高は4万7753円で、対前年同月比10.7%。
8月の総販売額は1兆1002億0669万円で、対前年同月比は全店で101.2%、既存店では102.1%だった。売上構成比は「食料品」が72.5%、「住関品」が17.6%、「衣料品」が3.9%となっている。
部門別売上高は、「食料品」が7979億2230万円で、既存店101.5%。「住関品」は1931億9053万円で99.3%、「衣料品」は428億0049万円で98.3%。「サービス」は26億9963万円で104.6%、「その他」は635億9374万円で125.9%だった。
販売概況としては、食料品は節約志向が続いていることから買上げ点数の減少傾向が続いているが、店頭価格は上昇しており販売額は伸長した。衣料品、住関品ともに動きが鈍かったが、総販売額の前年同月比はプラスとなった。