9月チェーンストア統計|既存店2.4%増/食料品は買上点数減少も販売額伸長
日本チェーンストア協会(東京都千代田区、尾﨑英雄会長)が 2025年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表した。
会員企業46社・9429店の調査。店舗数は前月より28店舗増加、対前年同月比でも128店舗増加している。1㎡当たり売上高は4万3598円で、対前年同月比100.4%。
9月の総販売額は1兆0060億2794万円で、対前年同月比は全店で101.2%、既存店は102.4%だった。
部門別売上高は、食料品が7213億2219万円で既存店101.6%。住関品は1943億7283万円で101.6%、衣料品は384億3600万円で92.6%。売上構成比は食料品が71.7%、住関品が19.3%、衣料品が3.8%だ。
9月度は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、店頭価格の上昇により販売額は伸長した。衣料品の動きは鈍かったが、住関品がまずまずの動きだったこともあり総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった。