10月スーパーマーケット統計|売上高1兆0849億円3.5%増/既存店2.5%増
一般社団法人日本スーパーマーケット協会(JSA)、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)、一般社団法人全国スーパーマーケット協会(NSAJ)の3団体が、2025年10月の販売実績速報を発表した。10月は3団体会員企業のうち、パネル270社の8412店舗を集計している。

総売上高は1兆0849億0264万円で、前年同月比は全店103.5%。既存店売上高は1兆0664億8037万円で102.5%だった。2023年2月以降、33カ月連続で前年を上回っている。
売上げの内訳は、食品が9885億4827万円で既存店102.7%。一方、非食品が571億0095万円の98.8%、その他が224億5149万円の99.7%で昨対マイナスだった。

食品の生鮮三部門合計は3631億2514万円で101.2%。そのうち青果は1554億3417万円で100.7%、水産879億7210万円で102.0%、畜産は1197億1887万円で101.3%。惣菜は1225億4574万円で103.5%、日配は2211億9022万円で102.6%、一般食品が2816億8717万円で104.4%だった。

エリア別では、北海道・東北地方が既存店100.2%、関東地方が102.8%、中部地方が101.9%、近畿地方が103.3%、中国・四国地方が101.5%、九州・沖縄地方が104.6%と、全エリアで前年をクリアした。

また保有店舗数別では、1~3店舗のみ98.8%と前年を割ったものの、4~10店舗は100.8%、11~25店舗は102.0%、26~50店舗は102.2%、51店舗以上が102.6%となった。
10月の店舗平均月商は1億2714万円、 売場1㎡当たりの売上高は7万7000円だった。
