8月コンビニは夏物商材好調で既存店1.7%プラス、11月スタートの「omni7」の影響は?

昨日は百貨店の8月実績をお届けしたが、今日は日本フランチャイズチェーン協会から発表されたコンビニエンスストアの報告である。

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調査対象は (株)ココストア、 (株)サークルKサンクス、(株)スリーエフ、(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニス トップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの10社

総店舗数は5万3208店で、前年同月比で3.6%のプラス。

8月は台風15号や前線の影響により、下旬は降水量が多く気温が低かったものの、上・中旬は全国的に気温が高く来店客数は全店・既存店ともプラスであった。

来店客数は、
全店では、15億0117万人(プラス5.2%)53カ月連続のプラス。
既存店は、13億8972万人(プラス1.3%)と、2カ月連続プラス。
7月はプラス0.1%とちょっと停滞気味だったが、8月は盛り返してきた

平均客単価は、
全店では、614円(プラス0.05%)
既存店は、607円(プラス0.4%)となり、ともに5カ月連続のプラス。

カウンター商材(淹れたてコーヒー、揚げ物、中華まん等)は相変わらず好調。また上・中旬の猛暑により、飲料・アイスクリーム等の夏物商材が順調に推移し、売上高は前年を上回った。どんな業態でもそうだが、夏の暑さは特にコンビニエンスストアにとって、必須の条件といえる。。

店舗売上高は、
全店では、9226億0900万円、前年同月比は(プラス5.2%)。30カ月連続のプラス。
既存店は、8441億8300万円(プラス1.7%)。5カ月連続のプラス。

既存店ベースの商品分野別構成比と増減動向は、次の通り。
日配食品  36.3%(プラス4.2%)
加工食品  28.2%(プラス2.8%)
非食品    30.2%(マイナス2.3%)
サービス   5.3%(プラス3.7%)

これを見ると、日配食品の次に構成比が高い、非食品がマイナスである。そして、ここのところ目覚ましく数字を伸ばしてきたサービスもプラス3.7%とちょっと落ち着いてきたか。

しかし、サービスに関しては、そんな矢先に『omni7』のニュースが飛び込んできた。かねてより構想が語られていたセブン&アイ・ホールディングスのオムニチャネルサイトが、ついに11月1日、スタートとなる。「セブン‐イレブン」を筆頭に、そごう西武の百貨店、イトーヨーカ堂の総合スーパー、ヨークベニマル、ヨークマートの食品スーパー。さらにロフトや赤ちゃん本舗、バーニーズ・ジャパンから、ニッセンまで、セブン&アイのさまざまな業態が参画して、店頭の端末や、スマホ、パソコンなどから手軽に、商品の留置きや店舗での受取り・発送などの手配が可能となる。その中心にコンビニのセブン-イレブンがある。コンビニを主語にして考えると、これもまた新たなサービスが付加されたことになる。 ローソンやファミリーマート・サークルKサンクス、そしてミニストップがどう動くか。

しかしコンビニはフランチャイズチェーンを基本にしているから、オムニチャネルのメリットが、加盟店に還元されねば、現場の対応は悪化する。各種業態の商品をコンビニ店頭で引き渡したり、返品・返金の負荷を担う見返りは何か。それが解決されねば、この問題は前に進まない。

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