SC年末年始販売統計|元旦を除いて快調・売上高2.9%増/客単価2.6%増
日本ショッピングセンター協会では、毎年「年末年始販売統計調査報告」を発表している。年末は12月28日~12月31日、年始は1月1日~1月3日を対象としてまとめたものだ。
全期間の販売額は2.9%と前年を上回った。年末売上高は4.9%プラスと好調。とくに29日以降は前年を大きく上回った。しかし、年始の売上高は1.0%と微増。年末年始を通せば、好調だった。しかし、この7日間で前年を下回った日がある。1月1日元旦で、0.9%減の前年割れとなった。
レジ客数は、全期間では前年比0.3%。年末は出足の28日が0.9%減だったが、29日以降3日間はプラスとなった。しかし年始は3日間とも前年に届かなかった。
客単価は全期間平均で2.6%、前年を上回った。平均客単価は2780円。年末は前年比3.5%増で2467円、年始は同じく2.1%増で3162円。客単価は7日間を通してすべての日が前年プラスとなった。高質な食材の需要が多かったことと、高額品の福袋の売れ行きが良かったことが主な要因だ。それは景気の回復を意味している。
バーゲンについての調査結果によると、開始日は、1月2日が37.5%と最も多かった。2番目に多かったのは1月1日で24.4%。この2日間で61.9%を占めた。一方で、12月中にバーゲンを開始したSCは30.6%だった。またバーゲンの実施期間は6日間~10日間が31.4%、次いで多かった11日間~15日間の28.2%と合わせると、全体の約6割が6日間~15日間の範囲に収まった。
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