2月外食産業統計|売上高3.1%増で18カ月連続増収/和風FF・焼肉好調

一般社団法人日本フードサービス協会(JF)が「2月の外食産業市場動向調査」を発表した。業態別に集計したこの調査は、新店を含めた全店を対象にしている。2月末時点で、調査対象は195社、店舗数3万6359店。1月に比べて事業社は3社増え、店舗は162店増加した。


(日本フードサービス協会 外食産業市場動向調査より:以下同じ)

2月は、寒波や大雪、さらに平昌五輪開催で外出を控える傾向がみられたが、建国記念日の振替休日で土日祝日が前年より多かった。だから客数は2.7%増、客単価0.4%増で、売上高は3.1%増。18カ月連続前年を上回り外食は好調を堅持している。

売上高を前年比伸び率順に並べると、ディナーレストラン5.9%、ファストフード4.5%、ファミリーレストラン2.2%、喫茶0.5%が増収。一方、パブ・ビアホールは客数が伸び悩み▲2.9%、居酒屋は店舗数減少が響き▲3.5%と前年に届かなかった。

業態別でとくに好調だったのは、ファストフードの「和風」で13.9%と二桁増。携帯電話会社とのコラボキャンペーンが奏功した結果だ。またファミリーレストランの「焼き肉」は9.5%増で、15カ月連続で好調を維持している。

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