2月通販統計|売上高1045億円3%減/2016年度は6兆9400億円で18年連続増
公益社団法人日本通信販売協会(略称=JADMA、東京都中央区、阿部嘉文会長)が、2月度の売上高調査および2016年度(2016年4月~2017年3月)の売上高調査を発表した。
正会員471社のうち、協会の理事社・監事社を中心とする会員企業計130社を対象として集計している。
会員企業は、アスクル、ジャパネットホールディングス、ジュピターショップチャンネル、スタートトゥデイ、ベルーナの大手EC企業、百貨店、家電チェーン、イオンドットコムなどの大手小売業などだ。アマゾンジャパンは参加していない。
2月度の総売上高は1044億6300万円で、前年同月比2.9%の減少。衣料品、家庭用品、雑貨、食料品、通信教育・サービスすべての商品分野が前年を下回った。
マイナス幅が大きかったのは、雑貨のなかの「文具、事務用品・化粧品を除く項目」で▲13.8%。服飾雑貨・アクセサリー・カメラ・日曜大工・スポーツ・娯楽用品などを指す。また1月は10.4%と二桁増だった「化粧品」も0.1%減少した。
一方で、プラスとなったのは、雑貨の「文具・事務用品」1.3%と「健康食品を除く食品」2.3%。
2月の1社当たりの平均受注件数(回答103社)は、6万9370件だった。
商品別の売上高(構成比)、そして前年同月比は次の通り。
衣料品 177億3600万円(17.0% ) ▲1.9%
家庭用品 150億0900万円(14.4%) ▲1.1%
雑貨 506億0200万円(48.4%) ▲3.3%
・文具、事務用品 286億9900万円(27.5%) +1.3%
・化粧品 88億6100万円( 8.5%) ▲0.1%
・上記を除く項目 130億4200万円(12.5%) ▲13.8%
食料品 169億3100万円(16.2%) ▲3.2%
・健康食品 122億9800万円(11.8%) ▲5.1%
・健康食品を除く 46億3300万円( 4.4%) +2.3%
通信教育・サービス 28億1500万円( 2.7%) ▲5.4%
その他 13億6900万円( 1.3%)▲10.8%
協会では、一昨年の1年間の売上調査をこの時期に発表する。2016年度(2016年4月~2017年3月)の売上高調査の結果は、6兆9400億円。2015年度と比較して4300億円増加し、6.6%前年を上回った。1998年度以来18年連続で増加傾向。直近10年の平均成長率は6.6%となっている。
好調要因は、アパレル通販・BtoB通販が伸長していること。また通販支援サービスの充実などがあげられる。