イオン九州|イオン穂波ショッピングセンター(福岡県)24年目の大改装

イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)は、10月25日(木)に、福岡県飯塚市のイオン穂波ショッピングセンターをリニューアルオープンする。同施設は1994年のオープンから24年が経過する、地域密着型の商業施設だ。

この施設は2階建てで、総売場面積は6711坪。そのうち営売場面積は約3547坪、テナント売場面積は約3164坪。核店舗はイオン穂波で、2層にフルラインの商品を揃える総合スーパーだ。

■現在のレイアウト

同ショッピングセンターの10km圏内には23万人が居住する。65歳以上のシニア層と30~50代のファミリー層が多く、65%を占めている。ただし飯塚市は八木山バイパスを経由して福岡市内へのアクセスもいいため、ベットタウンとして人口増が見込まれている。

改装では地域特性と地域顧客層にあわせた品揃えや専門店誘致を行う。飯塚市の老舗百貨店、井筒屋をはじめ、1階に「ダイソー」、銘菓「湖月堂」、イタリアンワイン&カフェレストラン「サイゼリヤ」など、計11店が新たに出店する。またリニューアルに合わせ、既存19店舗も刷新に取り組む。

施設面ではトイレ設備の刷新、身障者用ゲート式駐車場10台と高齢者、妊婦を対象としたおもいやり駐車場10台を新たに設置するほか、イートインコーナーを2カ所に設け、フードコート席を284席へと拡大する。また行政との取り組みとして2階に「いいづかイベント・情報コーナー」を新設する。

核店舗のイオン穂波も刷新される。1階の食品コーナーは、「つくらない化」「時短」「ウェルネス」をキーワードに品揃えを強化する。2階衣料品コーナーでは、アスレチック(競技)とレジャー(余暇)を組み合わせたスポーティーカジュアルウェア「アスレジャースタイル」のコーナーを拡大する。また、靴のグリーンボックスとトータルコーディネートする「スポージアム」や、婦人ファションブランド「ECHO」を導入する。

ビューティ&ウエルネスコーナーは拡大し、イオン九州独自にコスメブランドを集積させた「Pick up station」を設ける。ここでは専属の販売員が接客販売する。

■イオン穂波ショッピングセンター 概要
所在地/福岡県飯塚市枝国長浦666-48
店長/吉﨑 眞知
総売場面積/約2万2146㎡(約6711坪)
直営売場面積/約1万1704㎡(約3547坪)
テナント売場面積/約1万0442㎡(約3164坪)
専門店数/84店
駐車場台数/2000台(屋外立体駐車場)
従業員数/イオン直営360人

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