セブンｰイレブンnews｜マイクロ･マーケットへの出店狙い省人型実験店舗開設

(株)セブン-イレブン・ジャパン（東京都千代田区、古屋一樹社長）は、12月17日(月)、AI-IoT技術を活用した初の省人型店舗として「セブン-イレブン三田国際ビル20F店」をオープンする。これはオフィスビルや病院、工場といったマイクロ・マーケット（小規模商圏）への本格展開を視野に入れるセブン-イレブンの取り組みになる。

出店した三田国際ビルには日本電気(株)（東京都港区、新野隆社長、NEC）のオフィスがある。同店はNECの技術を使って、NEC社員を対象とした実証実験店舗という位置づけだ。

初導入されるNECのシステムは「顔認証による決済」「ターゲット広告サイネージ」などの顧客向けシステムと、冷蔵庫などの設備情報を24時間自動収集して安定稼働させる「設備の稼働管理」「AIを活用した発注提案」といった従業員を支えるシステムで、これらによって店舗の省人化を図っていく。

営業時間は勤務時間帯に合わせて7：30～18：00。店舗面積は8坪(26㎡）で、朝食・昼食・スナック需要に対応したおにぎり、サンドイッチの中食をはじめ、パン、乳飲料、ソフトドリンク、菓子、カップラーメン、雑貨、そしてセブンカフェのそれぞれのカテゴリーのトータル400品目を品揃えする。

■セブン-イレブン三田国際ビル20F店概要
店舗所在地／東京都港区三田1－4－28
営業時間／7：30～18：00
店舗面積／約26㎡（約7.9坪）
取り扱い品目数／おにぎり、サンドイッチ、パン、乳飲料、ソフトドリンク、菓子、カップラーメン、セブンカフェ、雑貨等約400品目