イトーヨーカ堂news|43年前のプロトタイプが「食品館上大岡店」に改装開業

(株)イトーヨーカ堂(東京都千代田区、三枝富博社長)は、4月12日(金)、神奈川県横浜市に「イトーヨーカドー食品館上大岡店」(855坪)を開店する。

出店場所は、1974年にオープンして、大繁盛店となった「イトーヨーカドー上大岡店」の跡地だ。この店はその後の同社のプロトタイプとなった。しかしオープンから43年間営業して、2017年3月に閉店。そこに商業施設とマンションの複合型の再開発が進められた。食品スーパーマーケットを核に、保育所とフィットネスクラブが併設された店舗である。上大岡エリアは、古くからある住宅街の住民に加え、駅前の再開発で子育て世代のファミリー層が増加している。半径1km圏内の商圏人口は、約4.2万人、約2万世帯。

生鮮食品を中心に展開するマルシェゾーンでは、鮮度と地域性をコンセプトに、三浦半島の産直野菜やカットフルーツ、輸入フルーツなどを取り揃える。イトーヨーカドーオリジナルの食品ブランド「顔が見える食品。」も扱う。

デリカゾーンでは、地域性にこだわった商品を多数ラインアップしている。「即食簡便」な中華メニューや、横浜が発祥と言われている「プリンアラモード」、地元で人気のパン屋「デューク」の食品館上大岡店オリジナル商品を販売する。

64席のイートインスペースを、食品売場に隣接して設置している。ポーターサービス「きいろい楽だ」で、買物商品を当日中に届ける宅配サービスも行う。

店舗2階にはフィットネスクラブと保育所、英会話教室を併設し、施設全体を充実させた。地域のお客がより便利に利用できる生活拠点を目指す。

隣接するマンションでは、カード1枚で共用部のオートロック開錠、宅配BOXの荷物の受け取りができる。さらに、イトーヨーカドーでの買物が可能なFTSnanacoカードも導入する。マンション居住者専用の買物カートも用意し、マンション共用部内にnanaco決済可能な自動販売機を設置する。

■イトーヨーカドー食品館上大岡店 概要
所在地/神奈川県横浜市港南区上大岡西3丁目9番1号
店長/野口英幸
延床面積/9387㎡(2845坪)
売場面積/5405㎡(1638坪)(内、イトーヨーカドー食品館上大岡店2822㎡(855坪))
建物/1F:イトーヨーカドー食品館上大岡店   2F:東急スポーツオアシス上大岡、グローバルキッズ上大岡園、ベネッセの英語教室BE studio
従業員数/106名(社員17名パートタイマー89名/8時間換算)
駐車台数/161台
駐輪台数/166台
オープン日/2019年4月12日(金)
営業時間/平日10:00 ~21:00、土日祝日9:00 ~21:00
商圏人口/約4.2万人、約2万世帯(半径1km圏内)

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