マルナカnews｜食品館中心に南国店(高知県･1863坪)改装オープン

(株)マルナカ（香川県高松市、平尾健一社長）は、4月5日(金)に高知県南国市にある「マルナカ南国店」をリニューアルオープンした。

南国店は2層の施設で、大きく食品館と生活館に分かれる。売場面積は6147㎡（1863坪）。テナントにはダイソーやファッション専門店、シューズショップ、クリーニング店、美容室などが入る。

改装は食品館を中心に行われた。高知県のマルナカでは初めてフレッシュジュースバー、フルーツタルトのコーナー、サラダステーションなどを導入した。また鮮魚部門では、「藁焼きブース」を設けた。地元ならではの「藁焼き鰹のたたき」などを実演販売する。

また日用品売場は生活館にあるが、そのうちの薬と化粧品を食品館に移して、食品レジで精算ができるように顧客の買物の利便性を高めた。

衣料品売場ではアルファキュービックをショップ化した。高知県初ブランドも導入して婦人服を強化した。

施設面ではフードコートの一角に「こどものあそびば」「授乳室」を新設した。

南国店は2001年1月にオープン。高知県の中東部、国道55号線に位置する。

実はこのエリアは、再開発の案件が持ち上がっていた。イオンが2014年2月に、現在のマルナカ南国店を含む約15ヘクタールの用地に、3階建てイオンモール約5万5000㎡を建設するという内容だ。しかし、高知新聞によれば、2019年1月7日には、イオンが「いったん白紙に戻す」と南国市に伝えたとされる。そこで、従来の計画に沿って市道や周辺施設を整備することになった。

したがって、マルナカ南国店の改装に至ったということなのだろう。

■マルナカ南国店 概要
所在地／高知県南国市大埇字樋掛甲2531
オープン日／2019年4月5日(金)
店長／小松 優樹
売場面積／6147㎡（1863坪）
駐車場／542台
駐輪場／30台
建物構造／鉄筋造2階建て
イートインスペース／79席