東急ストアnews|1号店の地に「武蔵小杉店」、駅直結の207坪でデリ強化

(株)東急ストア(東京都目黒区、須田清社長)は4月26日(金)、神奈川県川崎市の武蔵小杉東急スクエアのステーションマーケットに「東急ストア武蔵小杉店」をオープンする。同店は、2000年10月、東急東横線武蔵小杉駅南口の高架下につくられた。しかし高架橋の耐震補強工事によって2018年3月に閉鎖。約1年2カ月ぶりの再オープンとなる。

武蔵小杉店はスーパーマーケットで売場面積は208坪。店内は都市型をイメージする“ヴィンテージ&ナチュラル”をコンセプトにする。駅に直結した立地や、単身者・2人世帯、30~40代が多い地域のため、営業時間はエリアでは最長となる7時から25時とする。

商品面では即食・簡便商品を強化し、使い切り・食べ切りサイズの商品を強化する。また惣菜部門を拡げて、ランチや夕食の需要に対応する。インストアベーカリーでは100円パンを中心に約20種類を揃える。

駅直結の立地ということもあり、時短会計に対応するようセミセルフレジを4台設置する。

東急ストアにとって武蔵小杉は、1956年11月に第1号店舗として「武蔵小杉東興店」を開店させた特別の地だ。翌57年6月には衣料品や雑貨を扱い、同9月には「武蔵小杉東光ストア」に改称。そして1975年には店名を「東急ストア」に変える。1986年8月に武蔵駅前再開発によって閉鎖するも、先述の通り2000年10月に「東急ストア武蔵小杉店」を出店。そして再び、1号店の地に新たな店舗を構える。

ただしこの間、武蔵小杉エリアは首都圏でも再開発によって最も人口が増え、競争環境も激しくなっている。至近距離には、魚力、九州屋、成城石井が入る「ららテラス武蔵小杉」、イトーヨーカ堂の「グランツリー」と「武蔵小杉駅前店」、地元スーパーマーケットの大野屋が入る駅ビル「東急スクエア」、さらにはダイエーの「foodium武蔵小杉」などがある。しかし駅に直結した立地の優位性は十分に高い。年商目標は13億8000万円。

■東急ストア 武蔵小杉武店概要
住所/神奈川県川崎市中原区小杉3丁目472 武蔵小杉東急スクエアステーションマーケット
売場面積/683㎡(207坪)
駐輪場/51台
開店日/2019年4月26日(金)
営業時間/7:00~25:00
年商予定/13億8000万円
店長/野本奈緒子
従業員数/78名(社員8名、パートタイマー・アルバイト社員70名)

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